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2015/11/09
介護の日・認知症フォーラムが開催されました

昨日、平成27年11月8日13:00より愛知県名古屋市にあります「ウインクあいち」小ホールにて愛知・岐阜・三重三県合同イベントの認知症フォーラムが開催されました。

毎年、各県が持ち回りで主管するフォーラムですが、今年の担当は愛知県を主管として岐阜県と三重県も協力し盛大に開催することが出来ました。

ゲスト講師に多数の著書もあり老年精神医学を専攻され認知症専門医の松本一生先生と自らがレビー小体型認知症と診断を受け、初診で鬱病と診断を受け薬の副作用に苦しんだ経験をされた樋口直美氏をお迎えしてお話をお伺いしました。

松本先生はご自身の診療所がもつ認知症の人の事例を交えて認知症状に対する適切な医療と介護の重要性を熱く語られました。

樋口氏も自らの体験した幻視、幻聴や自律神経障害に苦しみ、その死の苦しみから這い上がった体験を語っていただきました。

今回のフォーラムに参加して、更に強く確信したのは、確実に認知症ケアは変わりつつあることです。認知症の専門職である私たちですら、認知症をもう一度、見直しし支援する力を養わなければならない必要性を殊更重く感じたフォーラムでした。

午後5時半を過ぎてフォーラムを終了し、東海三県の実行委員があつまり懇親会と意見交換会を行いました。来年のフォーラムの主管が三重県となるのですが、意見交換会では愛知県と岐阜県からも力強いエールがおくられ、いよいよ三重県も本腰を入れて開催準備に入らなければならなくなりました。

来年の今頃となると思いますが、さっそく会場の選定と開催日の設定を急ぎ準備に入りたいと思います。