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2015/02/22
平成27年2月研修会の様子

平成27年2月12日 13:00〜16:00時まで、尾鷲市中央公民館にて紀伊地区ブロック研修会を行いました。

「認知症について」、「認知症の人のケア」について講義を聞いた後、認知症介護について困っていること、業務で悩んでいること、についてグループワークを行いました。

グループワークの中で「なかなか入浴していただけないので困る。成果が出にくい」という悩みが聞かれました。

それに対し理事の一人が、「まず”何故”お風呂に入っていただけないのかをしっかり把握する必要がある。その上で本人にも相談し、どうすれば入っていただけるかを考える。考えた方法を実行し、どのような方法で行い、どのような反応が返ってきたかを必ずメモを取る。そのメモを職員全員で共有し、また違う方法を模索していく。それを何度も何度も繰り返していけばその方にあった方法が見つかってくる。そこまでやってやっと成果がでたり、仕事の達成感を味わうことができるんだと思う。」という意見を投げかけました。

認知症の対応は本当に難しいと思います。こんなに頑張っているのにと思うことも少なくないと思います。

しかし我々認知症と向き合う職員が諦めてしまってはいけません。理事が言ったように”何故か”を考え諦めずに対応していけば必ず解決策は見えてくると思います。

当協議会は違う事業所の方たちとの意見交換の場として様々な視点、考え方を共有しあい、自身の事業所でのケアに少しでも還元していただくことがあればと考えております。
3月以降も研修会を企画してまいりますのでぜひともご参加ください。

事業所全体が協力し、三重県の地域密着型サービス、認知症ケアを盛り上げていきましょう。


平成27年2月22日  広報委員  家城秀昭