- 2014/06/19
- 『 友達の輪 』 第一回目 担当 星 歩
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グループホームくつろぎの家 管理者 星 歩
私のはじまりと今これから
私は、40年前に 福島県の下郷町という それは山深く、真っ青なそらと空気の澄んだところで生まれました。
写真は、左:としょ婆ちゃん(ひい婆ちゃん)中央:わたし
中央上:おキヨ婆ちゃん(婆ちゃん)右:隣のおサク婆ちゃん。
婆ちゃんのやることなすこと全てに興味深々な幼少時代、学校から帰るとでっかいおにぎりを差し出してくれる、漬物付きのお茶会に参加すれば「歩はめんこいな〜」と賞賛の嵐。お礼に、髭ダンスや「アイ〜ン!」を披露し、すでに皺くちゃなのに、皺くちゃに笑ってもらいました。それが嬉しくて、何度もネタを連発したことを思い出します。この幼少時代の経験が、今も私の心の中で動かず消えない、温かな感情です。そして、日々のケアの糧になっています。
高校の卒業を控え、進路に悩んだ時期に ぼんやりと日本地図をながめていました。南へ・・南へ・・・・。なぜなら、冬が大嫌い!!!
雪国育ちのくせに、スキーはヘタクソで、朝起きて極寒のため窓ガラスが凍るのを見て、目が覚めなかったらんあよかったのに・・・・と本気で思う子供でした。
南へ・・・南へ・・・・・・!!!!
あっ! 私の視点と左の人差し指が『三重県』で止まりまり、「ここさ行ぐべ!」と頭の中に後光が射しました(笑)))))母親の名前『美江・ミエ』にちなんで、三重県に進路先を決めたのです。
三重県での暮らしは、故郷よりも長く20年になります。
はじめて津駅に降り立った時、駅のロータリーと国道23号の交通量に驚き、瞬間にしてホームシックに侵されました。
今では、良き友人と尊敬する知人に恵まれて暮らしています。
残念なことに、よき伴侶には恵まれずにおりますが寂しくはありません。
きっと、くつろぎの家で過ごす時間が家族といるような感じですかね。
今年40歳を迎えるにあたって、目標があります。
今の私は、大人なのに、大人目線で物事を考えられなかったり、表現できなかったりします。それが、恥かしくて、もどかしくて、いまいち自信が持てずにいます。これからは、一緒に仕事をする先輩がたから、たくさんのことを見て聞いて学び成長していきたいとおもいます。
いつも、みなさまに感謝しています。
ありがとうございます。
この『友達の輪』を、伊勢市にあるグループホーム若の山荘で働く「中西 智子さん」につなぎます。中西さん、よろしくお願いします。