昨日の５月２８日、三重県総合文化センター　小会議室にて第一回　地域交流委員会を開催しました。まず、初めての開催につき、委員会の趣旨説明を簡単に行い、その後はグループディスカッションを行いました。

参加した事業所は、多かれ少なかれ何らかの地域との交流に際し課題を持っている所も多く、それぞれが活発に意見を交換していました。特に運営推進会議や地元自治に際し、サービス利用者を交えて交流するというより、大半は役割として職員が主体となって交流し関係を改善しようと努力する現状がみえてきました。

サービス利用者の重度の障害により自発的に意見を表出できない点や今なお根深く残る認知症に対する偏見に苦労する事業所などもあり、今後の地域連携や交流に際し大きな課題を背負っている現状があります。

そして、同時に少人数の人員配置上の環境下においてなかなか地元自治活動へ参加する余裕のないことも現実問題として存在することがわかりました。

しかし、それらの課題にもめげずに地元との交流に努力しているのは、今回の委員会に参加してくれえた事業所のすべてが前向きに努力を重ねている。という事実です。

協議会として、何とかこのような前向きな事業所の活動を後押しできるような事業を今後も続けていきたいと思っています。

次回の委員会は、二か月後に開催するつもりです。また、興味ある会員の皆様にはぜひとも医地域交流委員会を覗いてみてください。

第一回地域交流委員会　参加者数　２０名

三重県総合文化センター　小会議室にて

平成２６年５月２８日（水）午後１：３０〜４：３０まで