平成24年10月10日（水）三重県総合文化センターにて平成24年10月三重県地域密着型サービス協議会定例会を開催致しました。

今回の定例会は『コーチングに学ぶスタッフ育成〜コミュニケーションひとつで現場が変わる！〜』をテーマにプロフェッショナルコーチの後藤美香氏をお招きして行われました。

後藤氏はコーチングの３大スキル１、傾聴（相手の中に答えがあると信じてしっかり聴く。）２、承認（相手の良さを認める、違いを認める。）３、質問（考えさせる、引き出す問いかけ）を中心に、各設問でグループワークによる実践を取り入れてより分かりやすくお話していただきました。

承認についての話の中で、「私たちは欠けている点、足りない点に焦点を当てて指摘することが多いが、否定的な指摘はマイナス面のみになるので向上心が湧きにくい。出来ていること、小さな成長を見逃さずに『あなたはこういうことが出来ているよね。そしたら次はこういうことにも考えを巡らせて頑張りましょう。』など、本人を認める言葉を入れるだけでもプラス面に働いて仕事への向上心が増します。」と言われたところに感銘を受け、早速実践してみようと感じました。


講師紹介
後藤美香氏
宮城県生まれ。2000年より国際コーチ連盟指定トレーニングを2つの機関で履修され、2001年に独立。2004年9月有限会社アライブ・ワンを設立される。
独立後はコーチングスキルを基盤とした人材育成指導、企業研修とそれに伴う業務改善コーチング、個人コーチング事業に従事される。認知症介護指導者研修の講師も務められ、たくさんみえるコーチの中でも介護の現場を理解し、より実践的でわかりやすいと定評がある。


記：広報委員　家城秀昭