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2018/03/22
高野登先生のお話を伺いました

平成30年3月21日(祝日)祝日の雨のわりには、三重県総合文化センターでは、色々な催しが重なり駐車場は満杯。
車を停めるところからの渋滞に巻き込まれ、なかなか前に進まない異常事態!こんな中、かねてより計画しておりました高野登氏を津駅西口にお迎えし、県の総合文化センター視聴覚室にて講演会を開催いたしました。

高野先生は、プリンスホテルスクールの第一期生として卒業されたのち、1974年に渡米されニューヨークプラザホテル、サンフランシスコ・フェアモントホテル等、著名なホテルで経験を積まれ。その後、リッツカールトンに移籍され、1994年に日本支社長に就任。日本におけるリッツカールトン大阪、東京の開業に尽力されました。
2009年に退社され、現在は人とホスピタリティ研究所 代表として多方面で活躍中の方です。著書も多く『おもてなし日和』『一流の想像力ー仕事の感性が磨かれる56のヒント』等 ホスピタリティだけにとどまらず人の心と感性に訴えるご講演活動を行ってみえます。

今回の研修では、リッツカールトンで実践されたホスピタリティ理念を高齢者介護の現場に結び付けた対人援助に関するお話を頂戴しました。今回のご講演は、当協議会では二回目のお招きとなりますが、前回以上に熱のこもったお話を先生のお帰り予定時間の限界までお話していただき、気づいた時には電車に乗り遅れるかもしれないと慌てて津駅までお送するハプニングもありました。

先生のお話を伺い、人材不足に悩む介護業界も、対職員への管理者、経営者の理念が心配りが、職員の定着率アップに大きく影響を及ぼすことを感じました。今後の認知症の人とのかかわりの中で、更に高野先生の教えを忠実に守りながら、さらなる良い施設運営に精進していきたいと思いました。