毎年、東海地区の認知症グループホーム協議会共同で開催しています認知症フォーラム。２０１６年の開催は三重県が主体となり、名古屋駅前のウインクあいち小ホール２にて、去る１１月２３日　１３時より開催されました。
今回のフォーラムも認知症専門士の認定３ポイントを授与できることもあり、想定以上の参加者数に急遽、追加の椅子を出す程の大入りとなりました。結果、一部の方々には立ち席にての講演視聴となり、この点では反省です。

今回のフォーラムには、厚生労働省　老健局からも室長補佐にお越しいただき、介護保険制度の変革、今後の流れについてのお話がありました。
また、今回のフォーラムの目玉でもあります、認知症カフェの推進に関し、東海三県より代表者３名に、それぞれの県の認知症カフェ実践事例報告をしてもらいました。

そして本フォーラムを記念し、「認知症ストーリーケア」の著者・渡辺哲雄先生をお招きしました。軽快でウイットに富んだ先生の話術に誘われ二時間の記念講演もあっという間に過ぎていきました。とても優しいお気持ちを込めて認知症の実母のお話をされていましたが、さすがに日本福祉大学で福祉の教鞭に立たれている方だけあって、最後にグループホームの悪い例を指摘されていました。

今回のフォーラムも前年同様、愛知県、岐阜県の仲間たちの協力を得て開催しましたが、この三県の団体が固まり、一致団結することでこれだけの熱気にあふれるフォーラムの開催が可能となるのですね。

今回のフォーラムへ協力いただいた関係者の皆さんに心より感謝申し上げます。