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2013/03/06
平成25年2月定例会の様子

平成25年2月27日(水)三重県総合文化センターにおいて平成25年2月三重県地域密着型サービス協議会定例会を開催致しました。

今回の定例会は、ターミナルケア研修『介護職員の不安軽減について』をテーマに神戸クリニック院長の野口吉文先生をお招きして行われました。

先生からはターミナルケアに際し、まずは基本的な定義を教えて頂き、利用者や家族が望む最期を迎えるための適切な対応方法等、事例を通して教えて頂きました。また、介護職員が持つターミナルケアの不安をアンケートに書いて、先生に1つ1つ丁寧に回答して頂きました。

特に、『ターミナル期に入った時、主治医の判断を仰ぎながら家族とよく話しあっていく事が大事である。延命治療を望むか、施設での看取りか、そして施設として出来る事と出来ないことの確認、または場合によっては入院などもある、等々の点をよく話しあい、家族より「ターミナルケアで」と望まれれば、いざという時救急車ではなく、かかりつけ医に連絡することが優先である。とにかく落ち着いて行動することが大事。』との事を教えて頂き、とても参考になりました。

今後もターミナルケアに取り組むための必要な知識をしっかりと身につけ、最後までその人らしさを大切にしたケアを心がけて参りたいと思います。

記:広報委員 谷口 紀彦