- 2012/09/27
- 平成24年9月 定例会の様子
-
平成24年9月19日(水)三重県総合文化センターにおいて平成24年9月三重県地域密着型サービス協議会定例会を開催致しました。
今回の定例会は、『防災意識を高める研修(伊勢地域における防災活動報告)』と題し、防災をテーマとして行われました。
研修会の冒頭、当協議会理事、藤原ひろみ氏による伊勢地域における防災活動の報告があり、昨年の3.11東日本大震災以降、伊勢・度会地区の事業所で、防災検討会を発足し、平成23年5月の第1回目の検討会から本年9月の第9回に至るまで、協議しあった内容の説明がありました。防災検討会は月2回の単位で行われ、避難場所の確認、防災グッズの点検、災害マニュアルの内容、災害時の連絡拠点などを確認、検討しあい、会を重ねるごとに防災意識を高めているとの内容でした。
また、南牟婁郡紀宝町のグループホーム楽らくの出水氏より、紀伊半島に甚大な被害をもたらした昨年9月の台風12号の被災体験や防災への取り組みについてのお話を頂きました。
その後参加者全員で9月5日に行われた一斉防災訓練の結果を持ち寄り、様々な視点から多面的に防災ついて地域ごとに分かれて意見交換を行いました。
その中で、地震、火災、水害など、災害の種類に沿ったマニュアルを作成し、避難訓練を実施してみてもマニュアル通りにはいかない難しさがあり、夜勤で災害が起こったときの備えなど、それぞれの事業所で共通した問題があり、やはり伊勢、度会地区のように定期的に防災検討会を行って、地域を巻き込んで防災意識を高めていくことがいかに大事か、再認識させられました。
記:広報委員 谷口紀彦