会員へのお知らせ

2012/05/22
平成24年5月定例会報告書

平成24年5月16日(水)三重県総合文化センターにて平成24年5月三重県地域密着型サービス協議会定例会を開催致しました。

今回の定例会は、例会初のパネルディスカッションを企画し『認知症介護現場のレクリエーションを考える研修〜全員参加型パネルディスカッション〜』をテーマに行われました。
また参加者全員が意見を発言しやすくするために、パネリストと対面型になるよう視聴覚室を利用しました。

参加者からは各事業所で日々行われているレクリエーションの内容についての発言があり、パネリストからは「レクリエーション」の意味を「レ・クリエーション = 単なる余暇活動ではなく人間性(生活)の回復」ととらえる視点の重要性の話がありました。
認知症介護現場でレクリエーションの意義をどのようにとらえるかが、認知症高齢者の生活の質を上げることにつながるヒントとなり、認知症高齢者のケアを担っている現場職員の意欲と質の向上につながる研修内容でした。

定例会ではグループワークを行う機会が多いのですが、今回のような全員参加型パネルディスカッションなど研修内容の工夫を凝らし試みることにより、今後も各事業所職員の研修参加意欲が高まることを期待しております。

記:広報委員 出水和香